祇園祭 2011年 稚児舞披露


今日は長刀鉾町会所で稚児舞のお披露目がありました。
京都では祇園祭の様々な行事が始まって来ました。本日は、芸舞妓の「みやび会」のお千度もありました(毎年日付は変わります)。長刀鉾町では稚児舞のお披露目が行われました。
稚児舞は会所で町役のチェックを受けてから四条通に向けて披露されます。予定では15時からですが、実際に披露が始まるのは15時20分頃からです。見事な舞の様子は、動画でもアップしましたのでご覧ください。

今年は22年ぶりにお稚児さん(臼井くん)と、お付きの禿(かむろ)が兄弟で選ばれました。写真右側の小さな子が弟です。会所の前にはお母さんとおばあちゃんと思われる方がいらして、涙をぬぐっていたのが印象的でした。
臼井くんは高いところが苦手だそうですが、それを感じさせない堂々とした舞を見せてくれました。もう一人の禿の野村くんは臼井くんのクラスメートだそうです。
13日には稚児社参があります。会所から馬で八坂神社へと向かい、10万石の大名と同じ格式と言われる「正五位少将」の位を受けます。多くの武家や公家たちを上から見下ろしても問題が無くなるわけですね。また、社参後は神の使者として潔斎せねばならず、食事や着替えなどの世話は母親ではなく父親などの男性が行い、地面に足を付くことも許されなくなります。
お稚児さんに選ばれた家は大変に費用や労力がかかり、稚児探しに難航する年もあるそうです。生稚児(いきちご)の伝統を守るのも本当に大変なのだと思います。本番まで子どもにとってご家族にとってもまだまだ長いと思いますが、是非大役を果たし切ってほしいと思います。
なお、綾傘鉾でもお稚児さんが出ます。こちらはホームページで募集もされています(ただし後援会の推薦が必要)。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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