嵐電の妖怪電車


先日、嵐電の妖怪電車に乗ってきました。車内は噂通りの雰囲気で、大人も楽しめる電車です。

近年のあまりの人気ぶりに、切符は発車時刻の40分前に販売されることになりました。料金は通常は大人200円・こども100円、妖怪に扮装して切符購入の列に並べば50円になります。私が乗車したのは金曜日の18時04分発で、四条大宮の駅に40分前に着くと、既に長い列ができていました。お母さんと子どもさんの組み合わせが多く、小さな子も後に起こる恐怖を知る由もなく無邪気に妖怪を待ち望んでおりました。電車は四条大宮と嵐山駅のみで途中下車や乗りこみはできません。

切符を買って待っていると、チラシを配る妖怪が!まだ明るい外なので、子どもたちも普通に喜んでいます。ふと列を振り返ると、唐傘おばけも並んでいました。他にも可愛らしい子どもの妖怪たちが、うようよいることに気が付きます。やがて妖怪電車が到着。早速乗り込みます。

車内はブラックライトで照らされ、雰囲気があります。一反木綿も天井を飛んでいました。妖怪は、すでに乗りこんでおりました。なかなか愛嬌のある顔立ちですが、よく見ると結構怖いですね。出発までの時間、泣き出す子供たちで車内は騒然!お母さんに必死にしがみつく子どももいました。そうこうしている間に出発。

電車が走り出すと、おどろおどろしい音楽も流れ、目隠しで暗くなった車内では妖怪たちが動きまわって、驚かしにかかります。子どもたちにはそれはもう恐怖の時間。あちこちで「わー!ぎゃー!」と聞こえるかと思いきや、案外慣れて妖怪と仲良くなる子もいたり、全く雰囲気を気にせず寝てしまう子どももいました。

そんな感じで20分ほど走って嵐山駅に到着。嵐山駅では妖怪たちのボス「ぬらりひょん」が迎えてくれました。そして電車を降りると、妖怪たちとの撮影会(非公式)が始まります。小学生も中学年より上くらいは怖がらないようです。折り返しの切符も嵐山駅で売っていますので、帰りも乗りたい方は撮影会に行く前に切符を押さえておくとよいでしょう。私もつい帰りを購入してしまいました。

電車の外装にはキタロウをはじめ、おなじみの妖怪たちの絵がペイントされています。これも楽しいですね。帰りの電車では、あまり泣く子はおらず、妖怪たちは子どもたちと仲良くなっていました。乗る電車によって車内の雰囲気も少しずつ違っているのかもしれません。四条大宮駅に着くと、足元がよく見えない妖怪たちは駅員さんと思しき方に手を引かれていました。最初に見かけた一般参加の唐傘おばけも子どもたちの人気者になっています。子どもたちには印象深い夏休みの思い出ができたことでしょう。

今年の運行は28日で終了しましたので、「乗ってみたい!」と思った方はまた来年をお待ち下さい。車内の様子を写真と動画でアップしましたので、お楽しみください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

より大きな地図で 妖怪電車の発車駅 を表示

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