台風12号は近畿に上陸か!?最新情報に警戒を!


【2日追記:こちらの記事は内容が古いため、進路予報が最新のものと異なっています。情報は新しいものをご確認ください。】
台風12号の進路予報が西へずれてきました。当初の予想とは変わり、3日(土)に近畿地方に直撃の可能性が最も高くなっています。ただし、接近(上陸)の時間帯や進路にもまだブレがありますので、最新情報に十分警戒をお願いします。
むむむ…。この台風はやっかいです。先週の段階では関東沖から東北沖へのシナリオだったものが、どんどん西へ西へと予報円がずれて来ています。確度が高いと言われていたコースがここまでブレるのは珍しい。原因は、太平洋高気圧の盛衰や台風を流す風の予想が大変に難しいからですが、現時点でもまだ進路が定まったとは言い難く、引き続き上陸地点は四国から関東まで、上陸時期は2日夜から3日前半までブレる可能性があります。最新情報に十分ご注意ください。
31日12時発表の実況では、台風12号は965hPa、中心付近の最大風速は35m/sと、「大型」で「強い」のカテゴリーに入っています。今後はやや発達し、上陸まで「強い」の勢力を保ったままやってくる見込みです。11時の週間予報で、3日土曜日は四国・近畿・東海・関東沿岸部の一円で「雨で暴風を伴う」が発表されました。外出の予定は出来る限り見送り、最新情報にご注意ください。
気象庁の進路予報によると、今のところ最も可能性が高いのは「2日深夜から3日早朝に近畿(紀伊半島)に上陸、京阪神を横断して日本海へ」のシナリオです。お昼のニュースでも予報士の伝え方が「近畿直撃の恐れ」と変わっています。昨日までは関東を中心とする東日本への警戒が呼びかけられてきましたが、ここにきて大きく進路の見通しに変化が出ています。
先程公開されたばかりの、今後の15時発表進路予報の一つの根拠となる資料でも、上記の傾向は変わっていません。またアメリカ海・空軍合同台風警戒センター(JTWC)の12時発表の予報でも、気象庁と同様の見解が出されています。ただ、進路予報はまだ変化する可能性もあります。特に接近時刻や上陸地点(四国や東海への上陸の可能性もまだある)についてはまだ「はっきり固まった」とは言い難い部分もありますので、最新予報に注意して下さい。
いずれにしても自分の地域にやってくると考えて、早めの対策をお願いいたします。3日は四国・近畿・東海は大荒れの可能性が高く、今日から紀伊半島などの東側に開けた斜面などでは長時間の雨が続きます。三重県・岐阜県・近畿北部などでも大雨と洪水に警戒が必要となります。風については暴風域に入っているときは外出しないことが一番です。「風圧は風速の2乗」ですので、5m/sの風が10m/sになれば圧力は4倍に。5m/sの風が20m/sになると、圧力は4倍ではなく16倍になり、風の脅威は風速が増すほど急激に増します。なお京都で「今日は風が強いな」と感じるのは平均風速で5m/sほどです。侮らず、警戒を行って下さい。
以下、参考となるページへのリンクを記載します。

  • 台風情報 → 必ず最新情報をご確認ください。
  • 気象庁 警報・注意報 → 注警報文から暴風・大雨の見通しや土砂災害警戒情報などが分かります。
  • 川の防災情報 → 河川水位とアメダスに載っていない雨量も分かります。川が心配な時は現地へ見に行くのではなく、まずこれを見ましょう。避難判断水位なども分かりやすく出ています。だだし、水位は必ず「10分毎」で見て下さい。基本設定が「1時間毎」になっているという重大な欠陥があります。豪雨時にはほんの10分で大幅に水位が上がることもよくあります。
  • 避難勧告 → 避難勧告は市のホームページに記載されます。市町村によっては問い合わせをすればメールで届けてもらうこともできます。
  • 防災情報ポータル → 各都道府県がこのようなページを設けていることも多いです。「災害情報+都道府県名」でネット検索してみて下さい。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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