東福寺 芬陀院の丸窓


京都を代表する景色の一つが「丸窓」。探せばいくつも見つけられますが、東福寺には丸窓が見られる場所が2カ所あります。その一つが芬陀院(ふんだいん)にある茶室・恵観堂の丸窓。丸窓はまるで額縁のように向こう側の景色を切り取って、見る位置によって少しずつ印象の違う「絵」を見せてくれます。

芬陀院は雪舟寺とも呼ばれ、室町時代の水墨画で知られる雪舟が作庭したお庭も見どころの一つです。動く亀石の伝説もあり、親切に座布団の置かれた縁側でゆっくりとお庭を見ることができます。お庭を見た後は茶室の恵観堂にある丸窓からの景色も堪能できます。さらに、京都の雑誌が置かれた休憩室もあり、他の人がおらず運がよければくつろげるスペースです。

また、裏側の露地には勾玉の手水鉢と屑屋(くずや)型石灯籠もあります。京都検定ではおなじみかもしれませんが、実際に行ってみると注意しないと見落としてしまうでしょう。ちなみに屑屋は葛屋や崩屋とも書き、藁葺の屋根やその家のことです。芬陀院の石灯籠は家の形をしています。

なお、この時期の庭園観賞時の注意点は、「蚊」への対策。私は1人用の蚊取を鞄に付けています。風があるの時の効果は微妙ですが、音も静かで庭園を見ていても気になりません。虫よけスプレーや携帯用蚊取り線香などの対策を忘れずにお出かけください。
また、「京都の窓」の写真を集めてみました。まだまだ未掲載分がありますので、折を見て写真は追加していきます。どうぞご覧ください

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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