塔がモチーフの街灯


今日は久しぶりの面白ネタ。京都の大通りの街灯には、塔をモチーフにしたものがあります。写真では一つの街灯が塔の一層分です。と言うことは、もしこれが重なれば五重塔どころか、今は無き相国寺の七重塔・法勝寺の八角九重塔を超えることさえできるのでは!?

探しました。しかしなかなか良い場所は見つかりません。重なるためにはまず道が真っすぐでないといけない。そして道の真ん中に立たねばなりません。横断歩道をウロウロしました。諦めかけた時にふと見つけたのが歩道橋。「やった!」と思い、ダッシュで駆け上りました。そして撮ったのがこの写真。

いかがでしょう。重なり具合を数えると十四重塔くらいはありそうです(笑)街灯自体はあちこちにあるのですが、ここまで重なる場所は滅多になく、貴重な場所です。具体的にどこかは、企業秘密と言うことで。お近くを散策するときにお客様にお話ししましょう。

なお、五条大橋にはこんな街灯もありました。こちらは三重塔をモチーフにしています。このタイプの街灯は五条通で時々見かけ、その理由は清水寺の三重塔をイメージしているからだそうです。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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