10月寒波の到来


10月に入りました。昨日は久しぶりにあちこちへ自由に散策してみましたが、金木犀の香りがそこかしこで漂って、秋本番を感じます。つい先日までは30℃近い気温だったものが、今日から一気に涼しくそして寒くなり、まさに「寒波」がやってきます。

秋の気温の変化はダイナミック。夜長とも合わさって急激に寒くなる感じを受けるでしょう。季節の移ろいの節目は「寒冷前線」として目に見える時があります。わずか数時間であっという間に駆け抜けていく季節の境目は、天気予報のなかった時代にはある日突然に訪れる人生の節目に等しかったのかもしれない、などと考えてみたりもします。今の世は、天気予報で季節の境目の到来はずい分早くから予測することができますが、人生の先を読むのは今も昔も変わらず難しいものなのでしょう。30日はそんな季節の境目が通り抜け、深まる秋へと移ろいゆく一日でした。

そして10月。この時期としては非常に強い寒気がやってきており、日本海には冬の象徴である「すじ状の雲」が現れています。北海道では初雪、本州の内陸部でも標高の高いところでは初霜・初氷もあり得るでしょう。ちなみに気象庁の「初雪」の定義は「寒候期(10月から3月まで)がきて初めて降る雪、みぞれでもよい」となっています。もし寒波の訪れがあと1日早ければ、「9月」となり「初雪」ではないのだろうか?などど、少しいじわるなことを考えてしまいます(笑)

さて、京都でも気温が一気に低くなります。2日前の9月29日には最高気温は28.3℃でしたが、これが20℃前後まで下がってきます。また朝の冷え込みはさらに急激で、昨日30日の最低気温は20.2℃でしたが、これがなんと4日朝には10℃まで下がる予報が出ています。もし10℃を下まわって1ケタの気温となれば、10月上旬としては1995年以来、16年ぶりのことになります。
気温は今も下がっていて、明日2日の予想最低気温は13℃。今日の最低気温は”これから”記録されると思います。体調を崩されたり、服装で失敗しないよう十分にご注意ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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