東寺 蓮花門と金木犀


先日、東寺の西側を自転車で走っていると、素晴らしい金木犀の生け垣に出逢いました。

金木犀は花を咲かせていて、一帯は非常に心地よい香りに包まれています。西側にある古い門は蓮花門とも呼ばれ、東寺の八脚門の中でも最も均整が取れ、優美で美しいと言われています。そして国宝。何気ない街中に国宝がポンと現れるのも京都のすごさの一つでしょう。

蓮花門は出入りのできない門ですが、今の時期は大変よい香りが漂っていますので、東寺の周りを散策したり、以前ブログで紹介した六孫王神社へ行かれる際は是非通って頂きたい場所です。東寺はどの方向も門が充実しており、一周しがいのあるお寺ではないかと思います。また、南西側の歩道橋は写真撮影の隠れスポット。上っていただいて、東寺の五重塔と三十三間堂から移築された南大門、それにお堀の美しい光景をご覧になって下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として9年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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「東寺 蓮花門と金木犀」への2件のフィードバック

  1. 東寺はこの夏に東側から入りました。
    西側はノーマークだったです。いろいろ京都の情報を教えてくださってありがとうございます。
    住んでないと分からないことがいっぱいですよね。一泊の旅行じゃあなかなか分からないことだらけです。
    ではまた京都の情報、お待ちしています。

    1. たかさん
      コメントありがとうございます。
      私もまだまだ「発見」の連続ですよ。
      金木犀の垣根はこの時期になって初めて気がつきました。
      期間限定で風情が増すスポットはたくさんあって、
      その日の天気や風、雲まで組み合わせてしまうと、
      京都の魅力の発見は私の一生かかっても
      尽きることはないのだろうなと思っています。
      是非また新しい京都を見つけにお越し下さい♪

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