西陣きもの・帯フェスティバル 着物で集う園遊会


3日は上賀茂神社で「西陣きもの・帯フェスティバル 着物で集う園遊会」が行われ、多数の着物を着た方が集まり、上七軒の芸舞妓さんによる日本舞踊、京小町踊り子隊による演舞などが華やかに披露されました。

上賀茂神社への移動途中、久我(くが)神社の例祭の行列を見てきました。なかなか立派な行列です。久我神社は今でこそ小さな神社ですが、「大宮通」の由来ともなり(異説あり)、延喜式の神名帳にも載る古社。かつては「大宮」と呼ばれるにふさわしい大きな神社で、森もあったそうです。

久我の名は、山城国風土記に出てくる、賀茂建角身命(かもたけつぬみのこと)が鴨川(瀬見の小川)をさかのぼり「久我国の北の山基(麓)に定まる(しずまる)」という話に繋がっているのかもしれませんね。久我神社のご祭神はまさにその賀茂建角身命。詳しい由来は省略しますが、交通・航空安全の神として信仰を集め、現在は賀茂建角身命の孫神を祀る上賀茂神社の摂社となっています。

上賀茂神社では「西陣きもの・帯フェスティバル 着物で集う園遊会」が行われ、大勢の着物姿の方々が集まっていました。舞妓さんによるお茶席やステージでの芸能の披露が行われ、たいへん華やかな雰囲気です。上七軒の舞妓さんが来られているのは、やはり西陣織の地にある花街だからでしょう。舞妓さんや芸妓さんによる日本舞踊はとても細やかで、立ち姿から指先までの全てで美しさを表現されているようでした。最後に動画もありますのでご覧ください。

個人的に嬉しかったのは、国民文化祭のオープニングパレードで披露された「華の乱」を、今度はじっくりと見せて頂くことができたことです。100名もの振袖の女性が堂々と都大路を歩く様は圧巻でした。その時の映像は以前のブログをご覧ください。国文祭では「京(みやこ)踊り子隊」として新たにメンバーが募集されましたが、振付などを指導されてたのは以前から活動をされている「京小町踊り子隊」の皆様。今回は、京小町踊り子隊の皆様により舞台バージョンとして披露されました。個人的にはこの「華の乱」、お箏で弾いてみたい!と思いました。

国文祭パレードでのウラ話も聞かせて頂きました。1.2kmの道のりを1分間に40mの結構なペースで進んでいき、出発からゴールまで4分半の曲を計5回も踊ったそう。なかなかハードだったんですね。また年齢も50代の方や踊りも初めてという方も参加をされ、今年1月からの猛練習でパレードの日を迎えたそうです。美しく見せるための基本はやはり「歩き方」。最初はみっちりと練習をされたとのこと。その影の努力があってか、先日のパレードでの姿は私たちに感動を与えてくれました。

京小町踊り子隊の踊りは非常にカッコよく、新体操のリボンを使ったりタンバリン(?)のようなものを使った斬新な踊りもあったかと思えば、古典の日本舞踊も繊細に披露されたりと、非常に印象に残るものばかりでした。機会があればまた見てみたいですね!なお、そのほかの写真はFacebookにて公開しています。どうぞご覧ください。


ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

「西陣きもの・帯フェスティバル 着物で集う園遊会」への2件のフィードバック

  1. 京小町踊り子隊すごいですね。鳥肌ものです。実際近くで見られると、もっとその美しさや雰囲気に圧倒されそうですね。その場所でしか味わえない空気感を共有しているようでやっぱり美しいものはストレートに美しいと心に響いてきそうです。

    1. 抹茶さん
      コメントありがとうございます。
      京小町踊り子隊さんはたしかに鳥肌ものでした!
      着物だと雅なゆったりとした踊りをイメージしがちでしたが、
      小道具も含めてとっても華やかで感動的でしたよ。
      もっと有名になって、多くの方に見ていただけるとよいですね。

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