金閣寺・等持院・鍬山神社の紅葉+週末の天気に注意


15日も金閣寺など各地へ行ってきました。金閣寺の紅葉もなかなか色づいてきました。等持院も美しい光景となりつつあります。亀岡の鍬山(くわやま)神社はまさに見頃です!!

14日には仁和寺で美しく色づいている木もあったので、15日は金閣寺などの周辺のお寺へと行ってみました。等持院は日当たりがよく池もあるためやはり色づいており、見ごろまでもう少しといったところ。金閣寺も参道や中の庭園にも色づいている木が何本もあり、外国からの観光客を喜ばせています。

金閣寺は平日ということもあってか、予想以上に空いていました。大きな団体も一組しか見かけず終い。そのため写真も撮りやすく、ラッキーでした。まだ見ごろという情報が各社の公式発表では出ていないからかと思いますが、見るほうからすればすでに十分楽しめる範囲には入ってきたのではないかと思います。

等持院も市街地では紅葉が早いことで知られています(知る人ぞ知る?)。昨年は11月13日に行ってすでに真っ赤。今年は15日に行って、昨年よりは赤くはありませんのでやはり進みが遅いよう。見ごろはまだまだこれからでしょう。しかし、池の周りの紅葉は色とりどりで十分に美しく、そしてやはり人が少ない。一足先にお手軽に紅葉を満喫したい方にはおすすめの「穴場」です。足利将軍の木像やお茶室など見どころも満載なお寺!駐車場もありますよ。その他、龍安寺は基本的にはまだ緑ですが、鏡容池の周りで一部が色づいています。南禅寺でも色づき始めたようです。

一方、亀岡の鍬山神社は境内が赤や黄色に染まり見ごろを迎えていました。もうすぐ京都市街地でもこのような光景があちこちで見られるようになるのでしょう。楽しみですね。鍬山神社の境内は本当に見事です。車のある方は今週末のスポットに加えてもよい場所ですよ(有料駐車場あり)。この神社は機会があればゆっくりブログに書きたいところです。なお、その他の写真やこの日の京都の色づき状況はFacebookで公開しています。ご参考下さい

市街地でも日辺りがよい場所から色付きが始まっていますので、今週末からいよいよ絶好の紅葉日和!!と言いたいことろですが、土日は全国的に荒れ模様となります。特に高い山へ紅葉を見に行かれる予定の方は最新情報に十分に注意し、場合によっては「中止」も念頭に置いてください。天気図は人を殺してもおかしくはない姿を見せ始めています。京都でも、比叡山・高雄・貴船・鞍馬など山沿いでは19日・20日の予報と実況に注意をして絶対に無理をしないことを心がけて下さい。今のうちに行き先を変更することも十分正しい判断です。

また、伴って気温の変化が非常に激しくなります。札幌の16日11時発表の予報では、最高気温が17日5℃、18日11℃、19日14℃、20日6℃、21日1℃と、見るからに体に悪そうな上がり下がりを繰り返す予想となっています。京都でも同様の傾向で19日の予想最低気温は16℃ですが、21日には6℃と、一気に10℃も下がってきます。体調管理にも十分ご注意ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから
より大きな地図で 等持院の紅葉 を表示

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