将軍塚 大日堂の紅葉が見ごろ


将軍塚・大日堂の紅葉が見ごろを迎えています。ライトアップも行われており、車のある方には大変おススメの場所です。

「将軍塚」と一般的にいえば、無料駐車場からすぐの場所にある展望台をイメージされる方が多いかもしれません。もちろん、そちらからの京都の眺めも素晴らしく、有名な夜景スポットでもあります。しかし!この時期にそこまで来られたのなら、是非とも訪れて頂きたいのが「大日堂」。駐車場から自動販売機が並んでいるほうに門が見えているお寺で、紅葉が非常に美しく、本物の将軍塚も実は大日堂の中にあります。

風情のある門をくぐれば、紅葉が赤く色づき、中のお庭も美しいことが想像できるかと思います。受付の手前のお堂が大日堂で、石づくりの大日如来をお祀りしています。受付ではコタツに入られた方が気さくに対応してくれることでしょう。この時期の夜に訪れると、そのコタツがなんともうらやましく思えます(笑)

さて、境内はまさに今、紅葉が見ごろ。日当たりのよい木が多く、日差しのある日に訪れると、至る所で輝く紅葉を堪能できることでしょう。楓の発色もよく、境内が全体的に色づくのも特徴で、山上の美しさは善峯寺とも共通するところを感じます。また、基本的には車が無いと来ることが難しいため、人が少ない。紅葉シーズン最盛期の今週末でさえ、境内ではゆっくりとモミジを眺め、特に美しいポイントを探してじっくり写真を撮ることもできました。

大日堂の魅力はこれだけではありません。境内を奥へと進んでいくと、突如現れる鉄骨の階段!そう、展望台があるのです。上からの眺めは「駐車場近くの将軍塚」をさらにしのぐほど抜群で、圧倒されることでしょう。また、後ろを振り返れば、境内が真っ赤に染まった光景も眺めることができます。とても贅沢ですね。(なお、展望台はもう一つあります)

私が初めて大日堂に来た時は夜でした。まず境内の紅葉の美しさに感動していると、突如現れた展望台にもずいぶんと驚かされ、とどめに上からの美しすぎる夜景を見て、さらに感動させられたことが思い出されます。夜は風が吹きやすく少し寒い可能性はありますが、ライトアップされた真っ赤な楓は、昼よりも一本一本が引き立っているかもしれません。ライトアップならば晴れでも曇りでも、美しさが変わらないため安定感もありますね。

大日堂は、春の桜も美しい場所です。同様に夜のライトアップもありますので、秋と春それぞれに、模様替えをした境内を楽しむことができるのも魅力の一つ。なお、「将軍塚」は鉄骨の展望台の右手側にあります。平安京を建造した桓武天皇が、都の安泰を願い、高さ2.5メートル程の将軍の像を土で作り、鎧甲を着せ鉄の弓矢を持たせ、太刀を帯させて、この地に埋めるよう命じたとされています。「源平盛衰記」には、世の中に大きな変動がある時にはこの塚が鳴動する旨の記載があり、古来から都人の関心を集めていた場所でした。

ライトアップは12月4日まで。最終受付は21時半。拝観料は500円。なお、バイクや原付はこちらに至るまでの道が原則通行禁止ですので、ご注意ください。また、その他の写真はFacebookで公開しています。大日堂以外の写真も載せていますのでどうぞご覧ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。散策メニューはこちらから

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