金環日食は見られるか?!


いよいよ金環日食が明日に迫ってきました。京都の天気予報は曇りですが、雲間から太陽がのぞくチャンスもある予報です。

21日の天気は予報の難易度が高く、直前までやきもきするだろうと見ていましたが、やはりその通りになりました。葵祭と違って順延がありませんので、雲の切れ間からでも金環日食をなんとか目にしたいところ。独自予報には許可がいるため、ここでは私個人の見解を述べることはできませんが、一般論的考察を書くと、気象台の予報は今朝と夕方とでも変化しています。つまり、明日の朝の実際の天気が、また変化してしまう可能性も否めません。正直、実際に見られるかどうかは雲の流れ、いえ「運」の流れもあるでしょう。

さて、とりあえず見られるものとすると、どこで見るかですが、ちょうど金環日食の起こる7時30分はほぼ真東に太陽が位置します。京都の横の通りは東西に真っすぐ走っていますので、大きな通りで見るのもよいでしょう。塔など京都らしい建物をシルエットにして見るのもよいかもしれません。

また、必ず日食専用のグラスを使って見ること大切で、太陽が欠けるからといって直接見ると、普段よりも危険となることもあるそうです。目にはピントを合わせる機能がありますが、普段の太陽は明るいためピントが合うことはないそうです。しかし日食時は太陽にピントが合いやすくなって、虫めがねの原理で目の奥にある網膜(もうまく)に光が集まって火傷をした状態になり、日食網膜症を発症する恐れがあります。この症状はわずかの1秒足らず日食を直視するだけでも発生する危険があり、ダメージは蓄積されて行くそう。つまり一瞬見て、しばらく時間をおいても目は回復しておらず、見るたびにダメージは増幅するということになります。まぶしいかどうかとも関係はなく、すぐには自覚症状も出ないそうですので、とにかく直視は絶対にしないで下さい。

また、曇りだと難しいですが、木漏れ日が作る「足元の日食」も注意してみて下さい。普段は丸い木漏れ日が、部分日食のときから欠けて行きますよ。なかなか面白い光景が見られるはずです。いずれにしても晴れ間あってこそ。京都でもチャンスはあるはずです!

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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