建仁寺 緑が輝く潮音庭


京都は緑が美しい季節。本日のように雨が降る日には、じっくりとお庭を眺めるのもお勧め。祇園の街並みの中に立つ日本最初の禅寺・建仁寺にある潮音庭(ちょうおんてい)も、雨の似合うお庭の一つです。

雨の京都は緑が鮮やかに光り、苔は生き生きとして、石畳も艶やかに輝きます。人も少なく、実は素晴らしい光景に出逢える機会が多いのが雨の京都。座ってお庭を眺め、普段は聞き逃してしまう雨の音に耳を傾けてみるのも京都らしいひと時でしょう。建仁寺は祇園の繁華街のすぐそばにありますが、静かでお勧めなお寺です。

中でも、本坊の裏にある潮音庭は、赤い毛氈に座って心行くまでじっくりとお庭を眺めることができます。お庭には三尊石が立ち、今の時期は楓がエメラルドグリーンで美しい。雨の日には、石も緑もいつにも増して輝いて、晴れの日とは一味二味違った美しさに出逢うことが出来ます。潮音庭は「四方正面の庭」として、周りの廊下や反対側から眺めても絵になります。

光を浴びるお庭は少し薄暗い部屋から見る分、余計に輝いて明るく見えるのでしょう。また、窓ごしにお庭を眺めることもできて、京都らしい光景を様々な角度から楽しめるのが潮音庭。東山の観光地にありながら、これだけ静かな場所があるのもまた素晴らしいですね。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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