台風4号に警戒を!


台風4号は17日18時の時点で930hPaまで発達。気象衛星ではしっかりとまとまった形と目がはっきりしています。19日夜から20日かけて上陸する可能性が高まっています

台風は今のところ紀伊半島(から東海)に上陸の線ですが、九州から関東までの広範囲で最新情報に十分ご注意ください!まだまだ梅雨も本格化したばかり。例年、台風といえば夏から秋に来ることが多いため、この時期にまともに「台風が来る」という感覚に乏しい点が大いに危険です。台風は19日21時でも960hPa、中心付近の最大風速は40m/sの予想で、上陸直前でも「強い」のカテゴリーを保っている予想です(気象庁:17日21時50分発表)。直撃を受ける地域では厳重に警戒をして下さい。

まだ、現時点では進路予想や上陸時刻については誤差があるため、繰り返しになりますが西日本から東日本の広範囲で最新情報に十分ご注意ください。台風の通過速度は比較的速そうで、半日足らずで通過して行くでしょう。しかしその分、特に進路の東側では台風そのものの風に加えて進行方向へ吹き込む風が合わさって、さらに風が強まる傾向にあります。その意味では今のところ中心から東側が見込まれる地域、つまり関東方面では余計に注意が必要と言えます。雨については、動きが遅い台風のように何日も何日も同じ場所で雨を降らせる可能性は低い見込みですが、本体の雨雲は熱帯からの非常に湿った空気を連れてくるため強烈な雨を短時間で降らせていきます。台風本体の雨は広範囲で強い雨を降らせる特徴があるため、河川の増水にも警戒が必要です。

もし6月に上陸するとなると2004年以来のこと。毎年6月以前に日本へ台風が接近することは珍しくはありませんが、上陸するのは5年に1回程の割合です。この理由の一つは日本付近の海水温がまだ低く、上陸前に台風が衰えることがあります。今回も台風が勢力を維持できそうなのは沖縄近海までですが、その後は加速しながら日本へ突っ込んできそうですので、極端には弱まらずに接近してくる見込みです。今年初めての上陸(の可能性がある)台風で、しかも勢力が強く、人口の多い地域に影響する可能性もあるため、繰り返しですが最新情報に十分ご注意ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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