京都市街地も積雪の可能性あり


10日の京都は朝から雪となり、市街地でも積雪の可能性があります

今日9日は、23時までのところ大阪・神戸・奈良・彦根で初雪が観測されました。京都では観測上はまだですが、私は日中に雪が舞っているのを目撃しました。近畿北部では大雪警報が発表されるほどの勢いで雪が降っており、今後京都でも雪が降りだす見込みです。以下、気象台発表の予報を解説します。

雪の降り出しは10日早朝から、朝日が出る時点ですでに積もっている可能性もあります。その後日中にかけて降りやすく、気温が低いため、午前中いっぱいは積雪の増加に注意が必要です。予想最低気温は-2℃、予想最高気温は4℃です。大雪の要因は当然寒気なのですが、最も大きいのは気象関係者の間で「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」と呼ばれる、強い雪雲の帯の存在です。朝鮮半島北部の白頭山脈にぶつかった寒気は山脈で二手に分かれ、日本海で再びぶつかって強い上昇気流や小低気圧を生み、雪雲が太い線状に発達。この雪雲がぶつかる地域で大雪となり、今回は京都もそのJPCZの餌食となって雪となります。

12月は雪雲の元となる日本海の気温がまだ高いため、水蒸気がどんどん蒸発して強い雪雲が発生しやすいという特徴があります。短い時間で積雪が一気に増えることも考えられますので、雪の降り方に十分ご注意ください。例年、シーズン初の積雪は交通トラブルが発生しやすいもの。事故やスリップによる渋滞、電車の遅延、飛行機の欠航など、影響が広がる可能性もあります。十分に心づもりを持って動かれるとよいでしょう。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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