祇園祭 長刀鉾稚児社参 2013年

長刀鉾稚児社参
13日に長刀鉾の稚児社参が行われました。

祇園祭 山鉾巡行いよいよ17日に山鉾巡行の日を迎えます。全ての山鉾が一堂に会するのは今年が最後になるかもしれませんので、きっと多くの方で賑わうのでしょう。午前中は晴れる予報ですので、熱中症には十分にご注意下さい。まめな水分補給は必須です。混雑していると思うように動けませんので、気分が悪くなった場合は早めに退避するようにして下さい。

長刀鉾稚児社参さて、13日に長刀鉾の稚児社参が行われました。長刀鉾町の会所からお稚児さんが馬に乗って八坂神社に社参し、正五位少将という10万石の大名と同じ位を授かるといわれています。実際に八坂神社から授かるのは、杉の葉を包んだ「杉守り」で、稚児の証だそうです。本殿に正面から上がる様子や、神の使いとして恭しく設定される様子が、まるで10万石の大名のようであることから、そういわれるようになったともされます。

強力(ごうりき)に担がれたお稚児さん今年は町会所からの出発の場面を見てきました。位をもらった後から「地面に足をつけない」といいますが、実は出発前に馬に乗せられるときにも、強力(ごうりき)に担がれていきます。馬乗ったお稚児さんは凛々しい表情を見せつつも、時おり笑顔もあって多くの女性ファンの心をつかんでいたようです。会所から一行がゆっくりと四条通りを進んで行く様子も見所です。子どもにとっては八坂神社までの距離は長いとは思いますが、それを感じさせない表情で進んでいきました。

長刀鉾稚児社参八坂神社の南門前で馬から降りたお稚児さんは、護衛をする武士の裃姿をした禿の先導で、自らの足で境内に入ってきます。お稚児さんは特設の手水屋で手を清めた後、本殿の正面から上がっていきます。通常は横の玄関から入っていきますので、破格の待遇といえるでしょう。神事の後、位を頂いて出て来たお稚児さんたちは、本殿前で記念撮影をします。終わるとお稚児さんは強力(ごうりき)に担がれて境内を出ていきました。

長刀鉾稚児社参 禿南門前でお稚児さんは再び馬に乗ります。そしてもう一度記念撮影をした後、馬に乗ったまま中村楼に入っていきました。中では稚児餅を頂くのがならわしとなっています。お稚児さんもずいぶん疲れたかと思いますが、ホッとできるひと時かもしれません。

中之町御供に向かうお稚児さんなお、お稚児さんはこれ以後「地面に足をつけない」とされますが、それは必ずしも正しくはありません。14日に行われる松原中之町での御供(ごく)の時には、泊まっている某ホテルから松原中之町まで歩いて行く時があります。今年はそのパターンでした。また、宵山にお稚児さんが長刀鉾に乗るときも、歩いて会所に出入りをされています。事実として付け加えておきます。着々と進んできた祇園祭の行事。いよいよ山鉾巡行でハイライトを迎えます。私は今年も資料集めに奔走したいと思います。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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