梅小路公園 朱雀の庭の藤袴と蝶

梅小路公園 藤袴とアオスジアゲハ
10月6日まで、梅小路公園朱雀の庭では、藤袴の花を中心とした藤袴と和の花展が行われています。

梅小路公園 朱雀の庭 藤袴梅小路公園では、毎年この時期に藤袴の鉢植えが登場して甘い香りを漂わせています。京都では2008年の源氏物語千年紀の頃から3年間「守ろう!藤袴プロジェクト」が行われ、各地に藤袴が植えられました。KBS京都放送で盛んにCMを行っていたので、覚えている方もおられることでしょう。藤袴は、秋の七草のひとつで、源氏物語にも「藤袴」の帖があるように、古くから日本人に親しまれてきた花です。しかし、近年は数が減り、絶滅危惧種に選定されています。

梅小路公園 藤袴と和の花展1998年に、その野生種が大原野の古池で発見され、先述のプロジェクトで、京都中に広がっていきました。藤袴と和の花展も、近年の恒例行事として、毎年楽しみにされている方もおられるでしょう。梅小路公園は、平安遷都1200年を記念して整備された都市公園で1995年に開園しました。昨年には京都水族館もオープンし、蒸気機関車館もあります。現在は公園の拡張整備工事が進められていて、鉄道博物館が建設予定となるなど、大きな変革時期にもあります。

梅小路公園 朱雀の庭中でもおススメなのは「朱雀の庭」。今回「藤袴と和の花展」が行われているエリアです。200円が必要な有料ゾーンですが、そこはまさに都会のオアシス。小川が流れ滝もあり、一面の芝生に木々が茂る散策路など、密度の濃い自然に囲まれた癒しの空間です。有料なこともあってか、人は少なく、喧騒からも距離を置いて、じっくりと散策をしたり、ベンチに座って時間を過ごせる場所です。私も好きで、時々訪れています。

梅小路公園 朱雀の庭 藤袴この時期は、藤袴を目当てにいつもより多くの方が訪れています。清楚なその花は、日本らしい雰囲気を持っていますね。多くの花が視界に入りこむと、秋らしさを感じてくるのが不思議です。藤袴の花は、意外な程の甘い香りを持っていますので、花に囲まれているのも心地がよいです。

藤袴とツマグロヒョウモン藤袴の甘い香りに誘われて、蝶がたくさん飛んでくるのも魅力の一つ。アオスジアゲハやツマグロヒョウモンを中心に、渡り鳥ならぬ渡り蝶としても知られるアサギマダラも飛んでくるようです。蝶の数はかなり多いので、蝶の種類を選ばなければ、写真に収めるチャンスもあるでしょう。この日の私は、望遠レンズを忘れてしまったため大きく撮るのは諦めていたのですが、運よく目の前の藤袴に止まってくれました。

梅小路公園 朱雀の庭「藤袴と和の花展」では、藤袴200鉢をはじめ、庭園内に約150種 約350鉢の和の花が展示されています。シュウカイドウや、オミナエシなども目立つ花ですので、多くの方が写真を撮っていました。朱雀の庭は元々が癒しの空間ではありますが、今の時期はさらに素敵な場所となっています。「藤袴と和の花展」は、10月6日まで。機会がありましたら、是非ご覧になってみて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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