京都 美しきイチョウたち

西本願寺 イチョウ
京都には美しいイチョウの名木も多くあります。

西本願寺 イチョウ京都には、見事なイチョウも多くあります。楓は同じ木でも日当たりのよい外側と、日が当たりにくい内側とで色づきに差が出ますが、イチョウは木全体が均一に黄色になるという特徴があり、さらに見上げるほどの大きな木も多く、その美しさは楓に引けをとらないと個人的には思います。楓の紅葉に対し、イチョウの色づきは黄葉(おうよう)とも呼ばれます。

西本願寺 水吹きイチョウイチョウといえば、京都で真っ先に名前が挙がるのが、西本願寺でしょう。御影堂の前のイチョウは横へ枝を伸ばした珍しい形で、逆さイチョウとも呼ばれます。また、1788年の天明の大火に際しては水を吹いて御影堂を守ったともいわれ、水吹きイチョウの名でも親しまれています。今日(5日)の段階で、かなりの勢いで散っていました。

西本願寺 イチョウ西本願寺の境内では、阿弥陀堂前の樹高16mを超える立派なイチョウの木も素晴らしい輝きを放っています。個人的には、こちらの木の方が好みかもしれません。西本願寺は大きな建物が並びますが、まさにそんなお寺にふさわしい堂々たる佇まい。こちらはまだ真っ黄色で、見ていてほれぼれしますね。

大将軍神社東山三条の近くにある大将軍神社にも樹齢800年という大きなイチョウの木があります。このイチョウは境内を一面の黄色に染め、ちょうど今がよい頃合いです。お近くに行かれたら、是非境内を覗いてみて下さい。街中にこれほどの巨木と場所が残っていることに感動を覚えるでしょう。

京都御苑 凝華洞跡京都御苑も立派なイチョウの宝庫。御所の北西にある大きなイチョウは既に散って、足もとを黄色に染めています。比較的人通りも多いため、多くの方の目を楽しませてくれますね。凝華洞跡のイチョウも巨木で、少し小高くなった丘の上に佇む姿には荘厳さも感じます。こちらも周りがイチョウの絨毯となって、時には近く子どもたちが嬉しそうに駆け回っています。

下鴨神社 河合神社 12月3日下鴨神社の河合神社にもイチョウの巨木があります。下鴨神社は京都でも屈指の紅葉が遅い場所で、これから足を運ばれる方は是非、河合神社にも訪れてみて下さい。糺の森は、木々の落ち葉に覆われて、晩秋を感じるにはとてもよい場所ではないでしょうか。

岡崎別院 イチョウ残念なのは、岡崎別院のイチョウ。例年であれば素晴らしい佇まいでそびえているのですが、なんと幹の途中から折れてしまっていました。毎年楽しみにしている木だっただけに、たいへん残念です。無常を感じる出来事でした。

同志社大学のイチョウ私の母校である同志社大学の図書館前にもイチョウの木がありました。普段は気がつきませんが、この時期になると際立って輝いています。やはり色づいたイチョウは目立ちますね。すぐ隣にはクリスマスツリーもあるのですが、全く負けていません。さて、イチョウは木ごとの個性が強く、色づくタイミングはすぐ隣の木でも全く違うことがあります。まだ楽しめる木もありますんので、紅葉と合わせてお楽しみください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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