1月19日の雪で、広沢池が美しい一面の銀世界となっていました。
仁和寺を後にして、広沢池へと向かいました。雪の日に訪れたのは初めてですが、その美しい光景には本当に驚かされました。なんと、池のある場所は一面の銀世界となっているのです。これほどの広々とした光景は、京都市街地ではなかなか見られません。広沢池は12月に鯉上げが行われるため水が抜かれており、水が干上がった場所に雪が積もっていました。あるいは、池の一部は凍っていたのかもしれません。
さらに驚いたのは、白に覆われた池に、南側に立つ木々や人(私も)の影が映りこんでいたこと。まるで影絵のようで、動いてみると面白かったです(笑)水は2月上旬頃まで抜かれているそうですが、今しか見ることの出来ない光景に本当に感動させて頂きました。
広沢池の奥に見える形のよい山は遍照寺山で、別名は「嵯峨富士」とも呼ばれています。雪の日も格別の美しさです。本来は池に逆さに映りますが、水が一部残っている場所で少しだけその風景が見えていました。池の向こうには、雪の「鳥居形」や、愛宕山も見えています。急速に天気が回復したこの時間帯ならではの光景だったかもしれませんね。さて、今回も写真を多めに掲載いたします。雪の広沢池をお楽しみください。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。