雪に包まれた石清水八幡宮

雪の石清水八幡宮
関東では記録的は大雪となっていますが、京都も普段は雪が降らない南部で積雪となり、石清水八幡宮も雪に包まれました。

雪の石清水八幡宮関東で記録的な大雪となっています。千葉では23時に積雪が31cmに達し、1966年以降で観測史上1位となっています。熊谷の43cmの積雪(23時)も、1896年以来で3本の指に入る大変な量で、今後観測史上1位まで行ってしまう可能性もあります。東京都心でも23時で27cmまで積もり、45年ぶりの積雪量となりました。このように各地で数十年ぶりの積雪となっています。一生に数度しかないというレベルの大雪ですから、今後長く語り継がれることでしょう。

雪の石清水八幡宮さらに今回は暴風も吹き荒れており、銚子では平均風速で25m/sを記録。台風並みの暴風で、千葉の映像をニュースで見ましたが、関東とは思えないほどの荒れた光景に驚きます。雪はピークを越えつつありますが、引き続き朝にかけて今少し積雪が増える恐れがあり、ご注意ください。また、高所からの落雪や、しばらくは積もった雪が溶けてから凍り、転倒事故が多発する恐れがあります。歩きやすい靴や手袋で怪我を防いで下さい。

雪の石清水八幡宮一方、7日の晩から京都にも降り始めた雪は、気温が高かったこともあり、降水量の割に積もりませんでした。市街地は昼頃までには雪が消えてしまったところも多かったようです。個人的には、こうした南岸低気圧の場合は、もっと経験則が必要だなと感じました。温度場の見極め、風がどこまで吹くかによっても気温が変わって雪が積もらなくなり、アマチュア予報士レベルでは解析が厳しい部分がありました。

雪の石清水八幡宮結局、朝には雨に変わったところが多く、京阪神では積雪は多くても5cm程度にとどまりました。それでも、普段はあまり雪の積もらない南部での積雪とあって、8日朝一番で石清水八幡宮へと足を延ばしてきました。雨が降る中でしたが、始発のケーブルで男山に上ると、山上はまだまだ雪景色。期待が高まります。参道には足跡はあっても人影は無く、湿度も高いために少し霞がかって幻想的な雰囲気がありました。

雪の石清水八幡宮そして南総門から見えて来た八幡造りの本殿は、期待以上の見事な光景でした。ちょうど門が額縁にようになり、思わず声が出てしまうほどの見事さです。境内には他に誰もおらず、一人で眺めているのがもったいないと感じる光景。パッと写真を撮って山を下りるつもりでしたが、感動してゆっくりと歩いて眺めることにしました。

雪の石清水八幡宮雪景色の日は、朱色の色彩がよりいっそう映えます。京都の南部は年に1回雪が積もるかどうかですので、とても貴重な光景。そうした思いもあり、より感動できたのかもしれません。本殿の裏へと回ると、回廊の色彩がこれまた鮮やか。いやはや、本当に早起きをして来てよかったです。ゆっくりと堪能しながら本殿の周りを一周しました。改めて正面に戻って来ると、先ほどよりも霞が濃くなってきていました。時間によっても風景や印象は異なりますね。

雪の石清水八幡宮本殿に参拝をして、名残を惜しみながら門を出ると、正面の参道にズラリと並んだ石灯籠に積もった雪もこれまた風情たっぷりでした。境内には320基を超えるという石灯篭が残されていて、往時の賑わいを偲ばせてくれます。しばし、非日常の光景を眺め、ケーブルの駅へと戻りました。この後、一休寺を経て、岩船寺・浄瑠璃寺へと、普段はめったに雪景色が見られない場所へと頑張っていってきました。また、近日中にご紹介したいと思います。


雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の石清水八幡宮
雪の安居橋
雪の安居橋

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

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