24日に行われた祇園祭の後祭の山鉾巡行。今年は150年ぶりに復活した大船鉾の姿を見ようと多くの方が沿道に集まりました。私も出発の場面と、町内へ戻る場面をそれぞれ見ることができました。
祇園祭の行事がほぼ終わり、祇園囃子が聞こえていたのが遠い昔のようにも感じます。大船鉾についてはこのブログでも度々ご紹介してきました。今回は24日の巡行での雄姿をご覧ください。町内を出発していく場面や、巡行を終えて戻ってくる場面ではいずれも大きな拍手で迎えられました。多くの方の努力によって復興を果たした姿は、関係者にはさぞ感動的だったことでしょう。大船鉾は神宮皇后の凱旋の船ですが、町内に堂々と戻る姿はまさに凱旋です。
四条河原町では、最前列で辻回しを見てきました。大船鉾には一段と大きな拍手が送られていたと思います。鉾は白木がまぶしく、まだまだこれから年数をかけてよりきらびやかに復興を進めていきます。今年の巡行では掛かっていなかった前掛けや見送りも、遠く無い将来に付けて巡行されると思います。来年以降も大船鉾の姿は楽しみですね。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。