田中神社 羽を開くクジャク

田中神社 クジャク
先日、叡電・元田中駅の近くにある田中神社を訪れました。1匹になってしまったクジャクが不意に羽を開いてくれました。

田中神社 クジャクみくじ田中神社のクジャクは本殿のある区画にいます。他のブログによると、クジャクは2005年の酉年に「神の鳥」として飼われ始めたそうで、一般的なクジャクと白いクジャクがいて2匹ともオスとのことでした。彼らはサーカスで活躍していたそうですが、悲しいことにクビになり、こちらに奉納されたそうです。個人的には近くを訪れるたびに様子をうかがっていましたが、昨年秋に白いクジャクが元気がないのが気になっていました。

田中神社 クジャク実は今年に入って白クジャクがいなくなったという情報を耳にして、今回ようやく訪れることができました。やはり白クジャクの姿はなく、調べてみるとどうやら老衰のためにお亡くなりになったそうです。とても残念ですが天寿は全うしたのでしょう。1羽になってしまった残されたクジャクを見ながら私が悲しんでいると、不意にクジャクは羽をバッと広げて見せてくれました。

田中神社 クジャクあまりの出来事に固まってしまうほどでしたが、クジャクが羽を広げるのは「求愛」なので、オスならば私には羽を広げてくれないはずですが、この時はまるで「オレは元気だ!」と言っているかのようでした(威嚇かもしれませんが)。クジャクが羽を広げる様子を目にするのは田中神社では初めて。美しいその姿にとても感動させてもらいました。1羽になってしまいましたが、この先も元気に皆を和ませてもらえればと思いました。

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    吉村 晋弥(よしむら しんや)

    吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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