祇園祭 後祭の山鉾巡行 2015年

山鉾巡行 大船鉾
7月24日に祇園祭の後祭の山鉾巡行が行われました。

山鉾巡行 大船鉾7月17日の前祭の巡行は台風の接近により開催が危ぶまれましたが、24日には梅雨も明け、晴天の中で巡行が行われました。後祭は2014年に49年ぶりに復活し、夕方からの還幸祭の神輿渡御を前に街々を清める役割の行事です。経路は前祭とは逆で、烏丸御池を出発し、河原町通、四条通へと進んでいきます。

山鉾巡行 鈴鹿山前祭は23基の山鉾が巡行に参加しますが、後祭は10基だけと数が少ないのが特徴です。しかし1基1基の豪華さは引けを取らず、山鉾の物語も個性的なものが多いように感じます。特に昨年150年ぶりに復活した大船鉾は、今年も大きな拍手とともに巡行して行きました。

山鉾巡行 南観音山昨年は四条河原町で巡行を眺めたので、今年は河原町御池で巡行を見てきました。ちょうど京都市役所をバックにした構図を朝の早い段階で抑え、巡行がやってくるまでひたすら待つという、毎回のチャレンジです。おかげで最前列で眺めることができました。人出は前祭よりは少ないものの、やはり「辻回し」が見られる交差点は早めに行かれるほうがよいでしょう。それ以外の場所であれば、巡行が通りかかる少し前でも十分に見られると思います。

山鉾巡行 橋弁慶山先頭はくじ取らずの橋弁慶山。1500年にくじ取りが始まった時から後祭の先頭を行くことが決まっていた由緒ある山です。続いて大型の曳山である北観音山。河原町御池の交差点での辻回しが豪快に行われていきました。次はくじで決まるため「山一番」と呼ばれ、今年は役行者山が引き当てました。役行者山は辻回しの際に山を何と3回りもぐるぐると回して大きな拍手を浴びていました。さらに八幡山、鈴鹿山と続いて南観音山。こちらも大型の曳山で辻回しが行われました。

山鉾巡行 大船鉾鯉山は登竜門の故事から立身出世のご利益で知られ、黒主山は美しい桜の花が個性的。浄妙山は舁き山では最も重いため、4分の1だけ角度を変えて無理のない辻回しを行いました。そして最後にやってきたのが昨年復活した大船鉾。今年も一番人気ではないでしょうか。前掛けが新調されている部分が注目で、こちらも豪快に辻回しが行われました。通常の辻回しは3回で行いますが、大船鉾は2回で一気に向きを変えてしまうこともあるようです。ちょうど町内の方が見守る様子を眺めることができました。青空の下で行われた後祭の巡行。今年も多くの方が見られていたと思います。巡行や辻回しの様子は動画もありますので、ご覧下さい。


















山鉾巡行 浄妙山






散策・講座のお知らせ

散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です