最近見かけた秋らしさ

青龍苑のススキ
立秋を過ぎ、秋の気配を感じられるようになってきました。

鴨川からの空立秋の節気を過ぎると気温の平年値は下降し始めます。これから来年の2月の立春に向かって平年値はずっと下がり続けるという大きな転換点を迎えたわけです。立秋はまだ夏のさなかで暑いのが当たりまえ。それが証拠に、立秋の次の節気でようやく「暑さが峠を越える頃」を表す「処暑」の節気がやってきます。今年は8月23日が処暑。そろそろ暑さも峠を越えてきます。

秋らしい雲先日、東山の三年坂にある青龍苑に入ると、ススキを見かけました。ススキは中秋の名月のイメージもあって、やはり秋を連想させてくれます。あるいはモクモクとした雲が消えて、空高くに筋雲が出ているとこれも秋らしい。夏は地面から蒸すように低い雲が湧きあがりますが、秋は雲が高くなって形も様々。そんな秋を思わせるよな空もこれから増えてくることでしょう。週間予報を見れば朝の気温も25℃を下回る日ばかり。処暑に入るとさらに秋の足音を感じられるでしょう。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。特技はお箏の演奏。

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