祇園祭の鉾建て

祇園祭 鉾建て
祇園祭月間の京都。10日から鉾建てが行われています。

祇園祭 鉾建て祇園祭の行事が今年も始まりました。個人的には9日まで京都にいないことが多く、なかなかご紹介できませんでしたが10日以降はご案内も続き、たっぷり祇園祭を感じながら魅力を伝えて行きたいと思います。さて、鉾建ては10日から約2日半かけて行われます。鉾が建ちはじめるといよいよ祭りも本格化して気持ちも高まってきます。

祇園祭 鉾建て鉾は人が乗ると10トン以上もある重いものですが、組み立てには釘は使われず荒縄を結び付けて建てられています。使われる縄の長さは5-6㎞にもなるほどで、その技法は「縄がらみ」とも呼ばれています。鉾の正面と後ろは雄蝶、側面は雌蝶。石餅の回りは海老巻や鼓巻など、その美しい見た目や名前も個性的。一部の鉾では榊の紙垂を見物人も付けることができるため、待ち構えている強者もおられるほど。通(つう)な方が集まるのが鉾建てかもしれません。いよいよ山鉾がそろい始めた祇園祭。今年も多くの方に楽しんでいただけるとよいですね。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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