粟田祭 神幸祭 青蓮院への神輿出入り 2016年

粟田祭 青蓮院への神輿入り
10日は粟田祭の神幸祭が行われ、見事な剣鉾差しや、大きな神輿が青蓮院の四脚門前の階段を上り下りする様子などが見られました。

粟田祭 神輿昨日は剣鉾の様子をご紹介した粟田祭。剣鉾に続いて神輿が巡行していきます。今年は文久2(1862)年に作られた神輿の解体修理が行われ、さらに屋根の上は古い一代前の神輿に乗っていたという「鳳(おおとり)」に変わりました。実は今回の修復にあたっての調査の過程で、粟田神社の古い神輿が滋賀県守山市の馬路石邊神社に納められていることが判明。鳳を譲り受けたものです。美しさを取り戻した神輿は氏子や関係者の皆様にとっても大変誇らしいことでしょう。

粟田祭 青蓮院への神輿入り粟田祭は神仏習合の様式を残しており「れいけん祭」では、神社の神職と知恩院の僧侶とが向かい合って座るなどしますが、神幸祭では青蓮院の四脚門(御幸門)から神輿が境内に入り、法要が行われます。四脚門は天皇の使いや天皇のその人が来られる時にだけ開かれる特別な門です。しかし、神々はやはり特別ということで、四脚門が開きます。

粟田祭 青蓮院から出る神輿青蓮院の四脚門へと続く階段は「ななめ」になっています。これは神輿を四脚門から入れやすくする為ともされ、神輿はこの急な階段を上っていくのです。階段は緩やかではありませんので、一歩間違えば大けがをする恐れもありますが、一同の力で今年も無事に上り下りを行っていました。神輿の様子は動画もありますので、是非ご覧ください。

粟田祭 神輿青蓮院を過ぎた神輿は、前日の晩に「れいけん祭」が行われた瓜生石の周りを一周し、再び戻りながら氏子地域を巡行して行きます。祭りの熱気はやはりすごいものがありますが、今年は美しい神輿のお披露目とあって、多くの方から声援が送られたことでしょう。秋の風物詩として、また来年以降も見に来たいと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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