京御御苑の梅林も徐々に梅の花が増えてきました。出水の小川に咲く白梅は終盤です。
京都御苑には西側に梅林があり、約200本が植えられています。梅は遅咲きの種類が多いため例年見ごろは3月で、梅の開花ペースが比較的早い今年でも、まだこれからが本格的な見ごろです。ベンチも置かれているため、のんびりと眺めることができるのが嬉しい場所で、まだ春爛漫と言った雰囲気ではありませんが、甘い梅の香りとともに季節の進みを教えてくれています。この日も多くの人が笑顔で梅の周りに集まっていました。
出水の小川に咲く白梅は終盤でしたが、離れて眺めると美しい枝ぶりの梅は小川のせせらぎとの取り合わせが綺麗。京都では河津桜も咲き進んでおり、彩りが増えてきました。ここから春は一気に加速をしてと言いたいところですが、今年はこれから4月初めにかけて低温傾向の予想が出ており、春はゆっくりとやってきそう。梅は長く楽しめそうです。
未公開の京都写真・京都の天気の解説など、京都情報を発信するFacebookグループ運営中!
- Facebookのグループ機能を利用したページ内で、ブログでは未公開の写真や動画、私が眺めている日々の京都の風景や行事、天気の解説などを月額680円で公開中。詳細やお申込みはこちらから。運営をされているシナプスさん経由のお申込みとなります。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 3月12日(日)【人気の桜講座 受付中!】
京都の桜 徹底解説 2017年 その1・その2 - 3月16日(木)【受付中!】
嵐山界隈を飾る桜超早咲き桜 一足先にお花見散策 - 3月17日(金)【受付中!】
淀水路を彩るピンクの河津桜と木津川付け替えの痕跡を歩く - 3月29日(水)【受付中!】
本満寺の優美なしだれ桜と孝明天皇も愛でた近衛邸のイトザクラへ - 3月30日(木)【受付中!】
黄檗宗の本山・萬福寺 中国風の大伽藍から人知れず咲く優美なしだれ桜まで
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。