後祭の宵山

後祭の宵山 南観音山
祇園祭は、後祭(あとまつり)の宵山が行われています。

後祭の宵山 北観音山祇園祭の後祭の宵山がはじまりました。10基の山鉾が駒形提灯を灯して懸想品やご神体を飾っています。後祭の宵山は夜店が出ないため、純粋な山鉾の風情を楽しむことができます。人出も前祭に比べれば少なく、比較的ゆったりと歩けておすすめです。ぜひ、23日までに足を延ばしてみてください。

大船鉾の龍頭2014年に復興した大船鉾は500円で搭乗することができます。今年は大金幣が乗る年です。復興してから今年で4年めとあってすっかり存在が定着してきました。まだまだ復興途中でもありますので授与品の売り上げも今後に生かされます。昨年作られた龍頭は会所で展示されており、今年はモデルとなった瀧尾神社の龍の頭(九山新太郎作)も並んで展示されています。よく似ているのがわかります。龍頭の奥には龍神の安曇磯良(あずみのいそら)像が祀られていますが、こちらはまだ正式なものではない木偶(でく)だそうで、来年以降の正式な復興が期待されます。

後祭の宵山 大船鉾そして今年も休み山の鷹山の宵山も行われています。正式に2021年の復興が広言されるようになりました。当初の2026年より5年も早く復興することになり、あと4年で雄姿が見られます。非常に楽しみです。お囃子も連日音色を響かせています。宵山では、粽や可愛い犬のおみくじの授与などが今年も行われています。年々認知度も上がり、多くの方が訪れているのが印象的でした。2015年に宵山が復活したときに小さかった売り子お子さんが2年分大きくなっていた姿も見ることができました。

後祭の宵山 鷹山私が初めて鷹山を見たのは10年以上前の学生時代のこと。こんなにユニークで面白い山があるんだと知り、「私が生きている間に復活してくれたらなぁ」と思っていたのです。以来、毎年少しづつですがお賽銭を置いてきました。こうして本格的に復興に向かうことが、影ながらとても嬉しいです。23日ももう一日宵山が行われますので、ぜひ鷹山にも足を延ばしてみてください。皆さんの支援が復興へと近づけます。

八幡山の鳩鈴・鳩笛そして私が少しだけお手伝いをさせていただいている、八幡山もあります。24日の巡行では金色の社を山に乗せ、鳥居の上には名工・左甚五郎作の雄雌の向い鳩の姿も見られます。鳩は八幡神の神の使いで、夫婦の仲が良いことの象徴。八幡山の宵山では子どもの夜泣き止めのご利益もある、鳩鈴・鳩笛が授与されます。色は赤と白、鳩鈴のサイズは豆・小・中・大とそろっていて、ご夫婦やカップルの方が飾っていただくのにおすすめです。宵山が終わると、24日にはいよいよ後祭の巡行が行われます。今年も美しい山の姿を楽しみに眺めたいと思います。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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