広沢池の眺め

嵯峨野の広沢池が綺麗でした。

広沢池

嵯峨野にある広沢池。先日はコスモスをご紹介しました。池は平安の昔から観月の名所としてしられ、和歌などにも度々詠まれてきました。現在も付近は風致地区として景観が保全されていて、都市部のすぐ近くでありながら、たいへん長閑な田園風景が広がっている貴重なエリアです。池のそばには清凉寺方面への道が通って交通量は多めですが、池越しの眺めは古くから変わっていないのでは思わせてくれます。

広沢池

広沢池の奥に見える形のよい山は遍照寺山で、別名は「嵯峨富士」とも呼ばれています。嵯峨富士はいつ眺めても美しく、木々の緑と青空のコントラストが心を癒します。南東寄りに進むと愛宕山も望め、山と池という広々とした景色を眺めることの出来る場所です。

広沢池

広沢池の西から行ける出島にある十一面千手観音の石仏は、木食上人・但称(但唱)によって刻まれたもので、仁和寺の東にある五智山蓮華寺に祀られる五智如来像と同じ作者です。個性的な作風をしていますので、蓮華寺の石仏をご覧になったことのある方は気がつくかもしれません。但称の石仏は、因幡薬師堂のお堂の西側や山科の本圀寺にもあります。

広沢池 石仏

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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