19日まで嵐山花灯路が行われています。今年で終了することが発表されています。
嵐山花灯路は、紅葉シーズンが過ぎた京都の初冬の風物詩。2005年に始まって、期間中の来場者が100万人を超えることもある行事です。空気がピリッと冷え込む夜に輝く渡月橋や嵐山、竹林などが幻想的な優しい灯りに包まれています。12月の恒例行事として定着してきましたが、今年で終了することが発表されています。京都市の財政難の影響もあるようです。19日まで行われていますが、夜は冷えますので、十分な防寒対策でお出かけ下さい。
基本的には花灯路の内容もこれまでと同じで、嵐山や渡月橋、竹林のライトアップや社寺の夜間拝観、生け花の展示など定番の美しい光景が広がって行きます。今年は派手なプロジェクション・マッピングはありませんが、以前に興聖寺のライトアップでご紹介したのと同じ、NAKED(ネイキッド)によるダンデライオンのイベントが行われています。
竹林はブルーの色も加わって、例年よりも綺麗に感じました。こうした幻想的な光景も見納めというのは寂しいですが、多くの方にご覧頂ければと思います。なお「京ごよみ手帳2022」では、来年12月の行事に嵐山花灯路が載っていますが、本を制作した8月の段階では先方からも写真提供があるなど、まだ開催予定で進んでいました。その後、今年で終了との状況変化となってしまいました。行事の最終的な開催可否は変更の場合がある点、ご容赦下さい。
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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。
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