京都市役所前の友好記念碑

京都市役所前広場の西側に、姉妹都市から寄贈された記念碑等のある一角があります。

キエフ市から贈られた友好記念碑

京都市は世界9か国9都市と姉妹都市提携を結んでいます。古い順に、パリ(フランス)、ボストン(アメリカ)、ケルン(ドイツ)、フィレンツェ(イタリア)、キエフ(ウクライナ)、西安(中華人民共和国)、グアダラハラ(メキシコ)、ザグレブ(クロアチア)、プラハ(チェコ)です。

キエフ市から贈られた友好記念碑

京都市役所前広場の西側に、各姉妹都市から友好の証として寄贈された記念碑や記念品が並んだ一角があります。現在、戦闘が起こっているキエフ市とは1971年に提携を結び、昨年で50周年を迎えました。京都市役所前広場に置かれているキエフ市との友好記念碑は、姉妹都市提携30周年とウクライナの独立10周年を記念し、2001年に贈られたものだそう。

キエフ市から贈られた友好記念碑

四角い大理石の上に、キエフにある聖ミカエル寺院の正面に飾られているという聖ミカエル像のミニチュアが乗り、金色に輝いています。大理石には各面に絵が彫られており、正面はキエフ市の市章になっている聖ミカエル、右面にはコウノトリ、左面には正ソフィア寺院と鹿、裏面にはウクライナの国旗、金の聖ミカエル像が乗る上面にはウクライナの豊かな自然を象徴する栗の葉が描かれています(図像の解説は現地の案内板を参照しました)。

キエフ市から贈られた友好記念碑

京都市は日本で唯一のキエフの姉妹都市。2月16日に京都市長からキエフ市長宛てに事態を憂慮する親書も送られています。キエフ市との交流については京都新聞に記事が出ていました。どうか一人でも多くの命が助かり、すぐにでも戦いが終わり、平和であってほしいと心から願っています。

キエフ市から贈られた友好記念碑
キエフ市から贈られた友好記念碑
キエフ市から贈られた友好記念碑

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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