京の冬の旅 仁和寺の特別公開

京の冬の旅」で仁和寺の特別公開を訪れました。

仁和寺 京の冬の旅

いよいよあとわずかの期間となった「京の冬の旅」。仁和寺では御殿・庭園が特別公開となっています。普段から公開されている場所ですが、期間中は普段は下りられない庭園に下りて見学することが出来ました。庭園は2021年に国の名勝に指定されています。

仁和寺 京の冬の旅

御殿の建物群は明治期に焼失し、明治末~大正の初めに再建されたもの。御所風の雅な雰囲気を感じることが出来ます。庭園に下りられることで、亀岡末吉の設計による勅使門の裏側を目の前で見ることが出来ました。一方、堂本印象の襖絵がある黒書院は修復中のため非公開でした。

仁和寺

宸殿の内部では、仁和寺を会場として行われた将棋の竜王戦の封じ手や盤面が展示されており、将棋ファンには嬉しい展示ではないでしょうか。原在泉の見事な襖絵も必見です。

仁和寺

特別公開では、茶室の飛濤亭(ひとうてい)も間近で見ることが出来ました。ただ、茶室は外観を含めて撮影禁止だったのが残念です。江戸時代の光格天皇好みの茶室で、入母屋造、茅葺屋根、内部は四畳半の茶室です。宸殿からは庭園越しに目にすることが出来(この角度は写真が撮れます)、五重塔との組み合わせが絵になります。

仁和寺  飛濤亭

入り口は貴人口で、床は洞床(ほらどこ)になっているのが特徴です。錆壁の土壁や、藁すさも印象に残りました。重要文化財にも指定されている貴重な茶室。もうひとつの重要文化財の茶室・遼廓亭は今回は近づけませんでした。

仁和寺 京の冬の旅

飛濤亭の写真が撮れないのは残念でしたが(庭園の方向は撮影OKでした)、周囲の庭園の苔むした様も大変美しく、飛び石や築山、水路に水が流れる空間を歩くことが出来ました。白砂のお庭もよいですが、苔のお庭も見事。こちらを目に出来るだけでも貴重でした。なお、飛濤亭へは御殿のエリアからではなく、春に御室桜が咲く一角から入りますのでご注意ください。特別公開は18日まで、料金は1000円です。

仁和寺 京の冬の旅

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

「京都夜桜生中継2022」に出演予定

3月30日(水)19時頃~、KBS京都、BS11で放送予定の「京都夜桜生中継2022」に出演させて頂く予定です。詳細はリンク先をご確認ください。

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