祇園祭 神幸祭 2022年

17日に祇園祭の神幸祭が行われました。

神幸祭 中御座

17日に前祭(さきまつり)の山鉾巡行が行われたあとの夕刻、八坂神社から3基の神輿が出て、四条寺町の御旅所へと進んで行きました。今年は出発式はなく、八坂神社から御旅所へと四条通を直行して、氏子地域を巡ることはありませんでしたが、それでも3年ぶりに勇壮な神輿振りを目にすることが出来ました。

神幸祭 東御座

神輿に先だって、まず豊園泉正寺榊が進み、続いて神宝奉持列、さらに中御座神輿を先導する綾戸國中神社の駒形稚児の替わりに駒形のみを馬に乗せて進んで行きました。初めて見る驚きの光景でした。

駒形

神輿は中御座→東御座→西御座の順で登場し、石段下で差し上げを行った後、四条通を進んでいきました。台車を使うことなく、担いで移動していくという、担ぎ手の心意気を感じる場面でした。

神幸祭 西御座

24日夕刻まで3基の神輿は御旅所に安置され、23日までは連日19時からお囃子が奉納されます。先日、鷹山のお囃子奉納を目にしてきました。今年はかなり例年に近い状態で祇園祭が催行されています。新型コロナウイルスの感染拡大は心配ですが、どうか最後まで無事に行われてほしいと願っています。

鷹山のお囃子奉納

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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