196年ぶりの鷹山の勇姿

24日は祇園祭後祭の山鉾巡行が行われました。鷹山は196年ぶりの山を建てての巡行復帰となり、多くの方が見守りました。

町内を出発する鷹山

鷹山の巡行復帰を祝うかのように晴天となった24日。山鉾巡行と還幸祭が無事に行われました。今回は写真で鷹山の様子をご紹介します。朝8時30分過ぎに町内を進んだ鷹山。いきなり三条新町での辻回しという難所を迎え、新町通ではその様子を見ようと大混雑となりましたが、何とか無事に成功。

最初の難所 三条新町での辻回し

その後、御池通を悠々と進む様子は、大変美しい光景でした。白木の屋根や揺れる真松が特徴で、後ろには皆川月華の鷹の見送りが懸かっています。いつが山が復帰した際に懸けてほしいと、昭和の時代に寄贈されたもの。ついにその日がやってきました。

御池通を進む鷹山

左後ろ、見送りと屋根の柱の間には隠れて粽を食べる設定の樽負(たるおい)がチラリと見えていました。これは知っていないと気が付かない方が多かったかもしれません。

隙間から樽負の姿が

四条新町手前では、北観音山が先に新町通へ入る鷹山の通過を待っており、すれ違う場面で手を振り合う様子が印象的でした。鷹山はお囃子など北観音山からも指導を受けて今に至っています。

鷹山(左)と北観音山(右)

河原町御池や四条新町での辻回しも見ましたが、いずれも順調に行われており、ずいぶん練習されて臨まれたのだと思いました。

四条新町の辻回し

新町通を北行した鷹山は最後の難所の三条新町での辻回しを終え、拍手で町内に迎えられました。ここでもたくさんの人が出迎え、196年ぶりの巡行が無事に終了しました。多くの方のご尽力でこうした場面を迎えられたこと、私も一人の京都ファンとしてとても嬉しく思います。皆様本当にお疲れ様でした。来年以降も年々美しくなっていく様子を楽しみにしています。

町内に戻る鷹山 三条新町での辻回しを見守る人々

なお、鷹山は還幸祭でお神輿が通る三条通にあり解体を急ぐ必要があるためか、真松の上に職人が登って松を切っていく様子が印象的でした。切った松は一般の人々にも配られていました。

解体される鷹山

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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