美しき尊陽院の”祈りの天井画”

本法寺の塔頭・尊陽院では、この夏から美しい”祈りの天井画”が公開されています。

尊陽院

本法寺の塔頭が尊陽院。1575年に創建されたと伝わり、現在のご住職夫妻は平成19(2007)年に空き寺だった尊陽院に入られ、徐々に復興をされてこられたそう。現在は御朱印が人気で、水子供養や永代供養墓も受け付けておられます。

尊陽院

堂内には新たに美術家のmais(マイス)さんにより「祈りの天井画」が描かれ、この夏から公開されています。円相に花々が描かれたカラフルな色彩の絵の中で目を引くのがアサギマダラの姿。尊陽院の理恵尼僧と蝶とのご縁や、遠く南西諸島まで旅をするアサギマダラの生態からモチーフに選ばれたそうで、尊陽院のホームページの記載をお借りすると「それは訪れる人の痛みや苦しみを優しく舞いながら救い上げ、花々と共に昇華へと導きます。祈る思いは時に力強く、時に優しく、大きな羽で浄化の風を生み出します。」とのことでした。

尊陽院

お庭も洗練されて美しく、じっくりと時を過ごせました。これから多くの方を迎え入れてくれることでしょう。京都旅屋でも10月18日に尊陽院を訪れる散策を企画しています。お気軽にご参加ください。

尊陽院
尊陽院

ガイドのご紹介

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: yosimura1.jpg

京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

散策・講座のお知らせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP