西陣555年記念特別きものショー

11月12日に西陣織会館で「西陣555年記念特別きものショー」が行われました。

西陣555年記念特別きものショー

堀川今出川の交差点を南に下がった場所にある「西陣織会館」は、西陣織に関する知識を学べたり、時期に応じた西陣織関連の展示を見ることができる場所です。西陣織は京都の伝統工芸品のひとつで、最初から色のついた糸で織り上げて行く織物。

西陣555年記念特別きものショー

その特徴は多品種少量生産で、着物だけでなくネクタイや室内装飾品、小物に至るまで多品目に及びます。また、工程は分業制で、図案や糸染など様々な工程が独立しているのも特徴。西陣織会館には職人さんがおられ、手織りの様子を目の前で見させていただくこともできます。特に爪で糸をかき寄せて織る高度な技法は必見です。

西陣555年記念特別きものショー

西陣織会館は観光客にもおすすめで、西陣織の魅力を感じていただける場所となっています。館内では西陣織の様々な商品も販売されています。コロナ禍前までは特に海外の方が多く訪れていました。その目玉が「着物ショー」でしたが、コロナ禍に入って常時の開催は休止が続いています。

西陣555年記念特別きものショー

そうした中で、11月11日・12日には「西陣555年記念特別きものショー」が行われ、会場には多くの方が訪れていました。西陣の過去・現在・未来をテーマにゲストモデルもお呼びしての特別ショーです。今年が西陣の呼称が生まれた応仁の乱が勃発した1467年から555年にあたります。

西陣555年記念特別きものショー

いずれのお着物も洗練された美しさがあり、モデルさんにも華がありました。今回の「西陣555年記念特別きものショー」の様子はYouTubeでも配信されていましたので、こちらからご覧頂けます。

西陣555年記念特別きものショー

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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