伏見稲荷大社 節分祭 2023年

2月3日に伏見稲荷大社の節分祭の豆まきを見に行ってきました。

伏見稲荷大社 節分 豆まき

伏見稲荷大社の節分祭では、艶やかな着物を着た福娘が登場し、豆まきが行われます。伏見稲荷の節分祭は午前9時から。神事は本殿で行われますが、撮影は出来ませんのでご注意ください。豆まきは9時45分ころからと11時30分・13時の3回、外拝殿で行われます。今年は3年ぶりの豆まきでしたが、朝一番の回も大勢の方が集まって来ていました。

伏見稲荷大社 節分 豆まき

9時45分頃になると、神事を終えて神職や福娘たちが外拝殿に移動してきます。そして拝殿に均等に並ぶと、いよいよ豆まきの始まり。豆は神職さんに加えて艶やかな着物を着た福娘さんによって撒かれていて、この福娘さんは華道の池坊から来られているそうです。華やかなのも納得でした。

伏見稲荷大社 節分 豆まき

豆まきは新型コロナウイルスの影響で今年は3年ぶりの開催となり、今年は例年より撒く数は少なくなり、そのかわり豆まき後に手渡しで福娘さんより豆の袋を受け取ることができました。お稲荷さんは太っ腹で5袋ほど頂けました。心遣いに感謝いたします。

伏見稲荷大社 節分

また今年は2月5日が、伏見稲荷大社の神が鎮座したという2月初午(はつうま)の日です。現在の伏見稲荷でも2月初午の頃に、御神木でもある縁起物の「しるしの杉」が授与されており、商売繁盛・家内安全のお守りとして多くの参拝者が買い求めていきます。まさに初午の日に参拝した「しるし」ですね。本来はこの杉を庭に植え、根付かせるのが習わしだそうですが、現在は御幣として飾るものとなっています。しるしの杉にはオカメさんのような顔も付いていて、これは「巫女」だとか稲荷三神の「大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)」だといわれています。個人的にも例年通り一本手に入れることができました。京都旅屋の発展を祈願したいと思います。なお、写真は拝殿前の大きな「しるしの杉」です。

伏見稲荷大社 初午

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京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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