大山崎山荘美術館の風景

大山崎にあるアサヒグループ大山崎山荘美術館を訪れました。

大山崎山荘美術館

大山崎は天王山のふもとに広がる街で、京都府と大阪府の境にあたります。大山崎山荘美術館は美しい佇まいの洋館が目を引きます。この建物は、大正から昭和の初めにかけて、実業家・加賀正太郎の山荘として築かれました。平成に入り、紆余曲折を経て、アサヒビールが美術館として再生し現在に至っています。

大山崎山荘美術館

美術館となる際に、世界的に有名な建築家・安藤忠雄氏によって新館が築かれ、洋風の山荘とコンクリートが特徴的な新館とが見事に融合した美術館となっています。「地中の宝石箱」と呼ばれる、地中館にはモネの睡蓮の絵が展示され、さらに2012年には「夢の箱」と呼ばれる山手館も完成し、企画展示が行われています。

大山崎山荘美術館

これまでは「アサヒビール大山崎山荘美術館」と呼ばれていましたが、2023年7月からは「アサヒグループ大山崎山荘美術館」と名前が変わっています。加賀正太郎の設計による大変洗練された館内や庭園はそのままに、引き続き折々に魅力的な特別展を開催していただけそうです。

大山崎山荘美術館

現在は12月3日まで「受贈記念:没後10年 舩木倭帆展」との企画展が開催中で、大変美しいガラスの器などの作品が展示されています。「夢の箱」の展示作品は撮影可能でした。これから11月下旬には紅葉も綺麗になってきます。機会がありましたら、足を伸ばしてみてください。料金は特別展によって変わり、今回は1100円。基本は月曜休館です。

大山崎山荘美術館

ガイドのご紹介

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京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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