龍安寺 細川護熙氏の龍の襖絵が公開中

世界遺産の龍安寺では、細川護熙氏の龍の襖絵が公開されています。

龍安寺 細川護熙氏の襖絵

世界遺産の龍安寺は本堂の前に広がる石庭が知られ、15個の石が並ぶそのお庭を眺めに世界中から観光客が訪れます。四季折々の風景も大変に美しいお寺です。鏡容池の周りもいつ訪れても見事で、京都初心者の方から京都通の方まで楽しめるお庭でしょう。修学旅行生や海外の方など、多くの観光客で賑わうお寺です。

龍安寺 石庭

石庭に面した方丈内には元首相・細川護熙氏が約3年の歳月をかけて描いた「雲龍図」40面の襖絵がはまっています。公開期間は 2023年3月末までで、時期によって公開される箇所や枚数が異なるとのことですが、特に10月31日までは、幼い「第1の龍」から歳を経て風格のある老龍「第9の龍」まで40面全てが見られる特別期間とのこと。

龍安寺 細川護熙氏の襖絵

それぞれの龍も見事ですが、これまでの襖絵である皐月鶴翁(さつきかくおう)が描いた北朝鮮の金剛山(クムガンサン)の襖絵も一部残されていました。新旧の襖絵を見せていただけるのもありがたいです。

龍安寺 細川護熙氏の襖絵

11月1日からは2024年の辰年記念で、細川護熙氏の第2の龍から第8の龍まで32面が見られるそう。魅力が増した龍安寺。よければ訪れてみて下さい。

龍安寺 金剛山の襖絵

ガイドのご紹介

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: yosimura1.jpg

京都検定1級に6年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

【オンラインサロン】吉村晋弥のマニアック京都サロン を募集中!

「まいまい京都」さんで『【オンラインサロン】吉村晋弥のマニアック京都サロン』を募集中。毎月第2水曜日20:00~21:30頃の配信と、月1回程度のサロンメンバー限定ツアーにご参加いただけます(ツアーは別途参加費が必要です)。詳細はリンク先をご覧下さいませ。

散策・講座のお知らせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP