京都 夏の空


今日も京都は33.4℃まで上がり、まだまだ真夏の暑さとなりました。上に目を向ければ、高いところの雲と、上へと立ちぼる雄大積雲が合わさった綺麗な空が見れました。

今朝はいつもより早起きをして、松尾大社の八朔祭を見てきました。8時頃から八朔相撲が始まり、女神輿も出発準備を始めます。八朔祭の模様は近日中にブログに書かせていただきますが、やはり嵐山や西山(や金閣寺)は、朝日を浴びる朝方が圧倒的に美しい。早起きは三文の徳で、拝観開始時刻に合わせて訪れると思いがけず美しい光景を見られることがあります。日差しが逆光ではなく順光となるため、写真も技術綺麗に撮りやすいでしょう。今日も松尾大社の大鳥居が光を浴びて、青空にくっきりと浮かんでいました。

午前9時過ぎには松尾大社を後にして、ご案内のために市街地へと戻り、昼過ぎにお別れした後、八坂の塔周辺を少し散策してみました。三寧坂方面への道から振り返ると、気温が上がって成長してきた雄大積雲が、八坂の塔と高さを競うかのように立ち上っていました。ちょうど人通りもなくなって、絵葉書にでもなりそうな風景。上空の薄雲も今日は東から西へと流れて、なかなか珍しい空です。以下、松尾大社などで撮影してきた今日の京都の空の写真をお楽しみ下さい。

ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年目。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。特技はお箏の演奏。

「京都 夏の空」への2件のフィードバック

  1. 岐阜市付近在住の40代男性です。
    私も一応予報士の資格を取得しています。
    台風について調べていましたら、このサイトに
    たどり着きました。
    先日の台風15号について、私も疑問が残ります。
    名護の気圧が934hPaだったにもかかわらず、
    予想していたよりも全体的に風が弱かった印象を
    受けました。もちろん、中心付近に接近した海域
    では瞬間60メートルを超えたかもしれませんが…。
    壁雲の件も、私はあまり合点出来ないです。
    「最大限の警戒」を沖縄気象台が接近前に会見で
    呼びかけたのは私も好感をもちました。
    気象庁の解説が待たれるところですが、その際に
    中心気圧の上方修正があるのか注目しています。
    京都の美しい空、今後もたくさんアップしてください。
    また訪問させていただきます。

    1. 金星さん
      コメントありがとうございます。
      ご返信が遅くなり、失礼いたしました。
      台風のように命や財産に関わる防災情報は、
      純気象学的な落とし所よりも安全目に出すのがセオリーですので
      今回もそれに則ったのかもしれません。
      観測された現象の後追いでの理論づけはしやすいのですが、
      それを事前に勇気を持って予報をするのは
      難しいことの方が多いですね。
      天気予報は確率論で、世間が思う以上に人間的ですので、
      結果的な数字の正確性だけで、予報の成否を判断しがたい部分があるのも
      もどかしいところです。

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